方位学

方位学について

お引っ越しやご旅行のご予定がある方に、吉方位・凶方位をお教えいたします。九星気学・真北派をベースにした方位学などを用い、鑑定いたします。夢を叶えたい人、大きな開運をしたい方には、おすすめです。

九星気学の基礎知識

東洋の方位学は、様々な種類のものが存在していますが、ここでは、日本で一般的になっている「九星気学」を中心に、お話を進めてまいります。

九星気学の成立の歴史は意外に新しく、元々の中国の方位学を元にして、大正時代の末に園田真次郎(荻野地角)が集大成したのが始まりです。
ただし、気学の場合、他の方位術と異なり、八つの方位を30°と60°の2種類に分けていきます。30度の四正(子・卯・午・酉)の方位効果は急激に、四隅の方位効果はゆるやかに出ると言われています。
また、日本の九星気学は、大きく「真北派(しんぼくは)」と「磁北派(じほくは)」と「球面三角法測定派」という、対立した3つの考え方が存在していて、完全に考え方を異にしています。

「真北派」というのは、本当の北(北極点)を正しい北としてみる考え方で、従来の方位学はこの真北派を元に作られていました。それに対して、「磁北派」というのは、磁石の指し示す北を、正しい北として見る考え方で、比較的近年に
常に磁石というものを基準にできるので、真北派のように地図の縮尺の寸法を変えたからと言って、 境界線ギリギリの場所の方位が変わってしまう事もありません。

また「球面三角法測定派」は、地球を丸いものを捉え、球面三角法によって方位を割り出していく考え方です。この方法を用いれば、確かに地球の絶対座標で方位が確定されるので、あらゆる場合において矛盾なく、方位を出す事ができます。

この3つの異なる考え方は、今後も永遠に溝が埋まる事はないとは思いますが、浅野太志は「真北派」を支持しております。その理由は次のようなものです。

  1. 1.九星気学の場合、例えば「九紫火星」の定位(午の方位)は火の象意であり、北半球において最も太陽が高い所に上る方位(最も、火の熱を感じられる方向)というのが本来の意味であって、これを磁石が指す南などというふうに捉えると、そもそも占術理論の整合性が保てなくなる。
  2. 2.だいたい、方位学発祥の時代において、磁石とか磁力という概念や、地球を球面で考えるという概念が、まだ生まれていなかったという理由。
  3. 3.実際に、方位学を活用した結果を調べると、明らかに真北派の方位効果が正しく出ている事。
    • これについては、手相家・西谷泰人先生の「占い師からのメッセージ」(創文刊)に詳しく載っています。

    また、浅野太志は、2012年2月に西30°(真北派で見た場合)の大吉方位であるフランスパリに3週間滞在し、その結果、絶大なる吉方位効果を上げていますが、この方位を球面三角法で測定して見た場合には、西北60°の「暗剣殺」の大凶方位となってしまいます。

自分の生年月日から、本命星の九星を割り出します。
昭和元年2月4日 22:39昭和 2年2月5日 4:30
二黒土星
昭和 2年2月5日 4:31昭和 3年2月5日 10:17
一白水星
昭和 3年2月5日 10:18昭和 4年2月4日 16:08
九紫火星
昭和 4年2月4日 16:08昭和 5年2月4日 21:51
八白土星
昭和 5年2月5日 21:51昭和 6年2月5日 3:40
七赤金星
昭和 6年2月5日 3:41昭和 7年2月5日 9:29
六白金星
昭和 7年2月5日 9:30昭和 8年2月4日 15:08
五黄土星
昭和 8年2月4日 15:09昭和 9年2月4日 21:03
四緑木星
昭和 9年2月4日 21:04昭和10年2月5日 2:48
三碧木星
昭和10年2月5日 2:49昭和11年2月5日 8:29
二黒土星
昭和11年2月5日 8:30昭和12年2月4日 14:25
一白水星
昭和12年2月4日 14:26昭和13年2月4日 20:14
九紫火星
昭和13年2月4日 20:15昭和14年2月5日 2:10
八白土星
昭和14年2月5日 2:11昭和15年2月5日 8:07
七赤金星
昭和15年2月5日 8:08昭和16年2月4日 13:49
六白金星
昭和16年2月4日 13:50昭和17年2月4日 19:48
五黄土星
昭和17年2月4日 19:49昭和18年2月5日 1:40
四緑木星
昭和18年2月5日 1:41昭和19年2月5日 7:23
三碧木星
昭和19年2月5日 7:24昭和20年2月4日 13:19
二黒土星
昭和20年2月4日 13:20昭和21年2月4日 19:03
一白水星
昭和21年2月4日 19:04昭和22年2月5日 0:50
九紫火星
昭和22年2月5日 0:51昭和23年2月6日 6:42
八白土星
昭和23年2月6日 6:43昭和24年2月4日 12:23
七赤金星
昭和24年2月4日 12:24昭和25年2月4日 18:20
六白金星
昭和25年2月4日 18:21昭和26年2月5日 0:13
五黄土星
昭和26年2月5日 0:14昭和27年2月5日 5:53
四緑木星
昭和27年2月5日 5:54昭和28年2月4日 11:46
三碧木星
昭和28年2月4日 11:47昭和29年2月4日 17:30
二黒土星
昭和29年2月4日 17:31昭和30年2月4日 23:17
一白水星
昭和30年2月4日 23:18昭和31年2月5日 5:12
九紫火星
昭和31年2月5日 5:13昭和32年2月4日 10:54
八白土星
昭和32年2月4日 10:55昭和33年2月4日 16:49
七赤金星
昭和33年2月4日 16:50昭和34年2月4日 22:42
六白金星
昭和34年2月4日 22:43昭和35年2月5日 4:22
五黄土星
昭和35年2月5日 4:23昭和36年2月4日 10:22
四緑木星
昭和36年2月4日 10:23昭和37年2月4日 16:17
三碧木星
昭和37年2月4日 16:18昭和38年2月4日 22:07
二黒土星
昭和38年2月4日 22:08昭和39年2月5日 4:04
一白水星
昭和39年2月5日 4:05昭和40年2月4日 9:45
九紫火星
昭和40年2月4日 9:46昭和41年2月4日 15:37
八白土星
昭和41年2月4日 15:38昭和42年2月4日 21:30
七赤金星
昭和42年2月4日 21:31昭和43年2月5日 15:07
六白金星
昭和43年2月5日 15:08昭和44年2月4日 8:58
五黄土星
昭和44年2月4日 8:59昭和45年2月4日 14:45
四緑木星
昭和45年2月4日 14:46昭和46年2月4日 20:25
三碧木星
昭和46年2月4日 20:26昭和47年2月5日 2:19
二黒土星
昭和47年2月5日 2:20昭和48年2月4日 8:03
一白水星
昭和48年2月4日 8:04 昭和49年2月4日 13:59
九紫火星
昭和49年2月4日 14:00昭和50年2月4日 19:58
八白土星
昭和50年2月4日 19:59昭和51年2月5日 1:39
七赤金星
昭和51年2月5日 1:40昭和52年2月4日 7:33
六白金星
昭和52年2月4日 7:34昭和53年2月4日 13:26
五黄土星
昭和53年2月4日 13:27 昭和54年2月4日 19:12
四緑木星
昭和54年2月4日 19:13昭和55年2月5日 1:09
三碧木星
昭和55年2月5日 1:10 昭和56年2月4日 6:55
二黒土星
昭和56年2月4日 6:56昭和57年2月4日 12:45
一白水星
昭和57年2月4日 12:46昭和58年2月4日 18:39
九紫火星
昭和58年2月4日 18:40昭和59年2月5日 0:18
八白土星
昭和59年2月5日 0:19昭和60年2月4日 6:11
七赤金星
昭和60年2月4日 6:12昭和61年2月4日 12:07
六白金星
昭和61年2月4日 12:08昭和62年2月4日 17:51
五黄土星
昭和62年2月4日 17:52昭和63年2月4日 23:42
四緑木星
昭和63年2月4日 23:43平成元年2月4日 5:26
三碧木星
平成元年2月4日 5:27平成2年2月4日 11:13
二黒土星
平成2年2月4日 11:14 平成3年2月4日 17:07
一白水星
平成3年2月4日 17:08平成4年2月4日 22:47
九紫火星
平成4年2月4日 22:48平成5年2月4日 4:36
八白土星
平成5年2月4日 4:37平成6年2月4日 10:30
七赤金星
平成6年2月4日 10:31平成7年2月4日 16:12
六白金星
平成7年2月4日 16:13平成8年2月4日 22:07
五黄土星
平成8年2月4日 22:08平成9年2月4日 4:01
四緑木星
平成9年2月4日 4:02平成10年2月4日 9:56
三碧木星
平成10年2月4日 9:57平成11年2月4日 15:56
二黒土星
平成11年2月4日 15:57 平成12年2月4日 21:41
一白水星
平成12年2月4日 21:42平成13年2月4日 3:27
九紫火星
平成13年2月4日 3:28平成14年2月4日 9:21
八白土星
平成14年2月4日 9:22平成15年2月4日 15:09
七赤金星
平成15年2月4日 15:10平成16年2月4日 20:59
六白金星
木 三碧木星 四緑木星 火 九紫火星 土 二黒土星(五黄土星)八白土星 金 六白金星 七赤金星 水 一白水星木 三碧木星 四緑木星 火 九紫火星 土 二黒土星(五黄土星)八白土星 金 六白金星 七赤金星 水 一白水星

そして、その本命星の五行にとって、相生もしくは比和の関係になる「五黄土星」と自分の星以外の九星を割り出します。(五黄土星の巡る方位は「五黄殺」、自分の星の巡る方位は「本命殺」となり、凶になります)
相生の関係とは、下の関係図の矢印でつながれている隣同士の関係を言い、比和の関係とは、同じ四角の中にくくられている星の関係を言います。

例えば、土の属性を持つ「二黒土星」の人は、上の関係図で、土に矢印がつながれている火の属性の「九紫火星」と、金の属性の「六白金星」「七赤金星」の3つが、相生関係の吉方位候補の星であり、また、同じ四角の中で自分の星と五黄土星を除く星である「八白土星」が、比和関係の吉方位候補の星です。

本命星
吉方位候補となる星
一白水星
三碧木星、四緑木星、六白金星、七赤金星
二黒土星
六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星
三碧木星
一白水星、四緑木星、九紫火星
四緑木星
一白水星、三碧木星、九紫火星
五黄土星
二黒土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星
六白金星
一白水星、二黒土星、七赤金星、八白土星
七赤金星
一白水星、二黒土星、六白金星、八白土星
八白土星
二黒土星、六白金星、七赤金星、九紫火星
九紫火星
二黒土星、三碧木星、四緑木星、八白土星

凶方位について

九星気学で方位を見ていく場合、年盤(一年ごとに変わる盤)、月盤(一月ごとに変わる盤)

それでは、それぞれの凶方位について、簡単に説明を加えておきましょう。

  • 五黄殺(ごおうさつ)

    五黄土星が巡っている方位は、誰にとっても凶方位となります。自ら災難を招く方位と言われ、九星気学の代表的な凶方位です。

  • 暗剣殺(あんけんさつ)

    五黄土星の巡っている方位の反対側の方位も、誰にとっても凶方位となります。
    不慮の災難に遭いやすいと言われる大凶方位です。

  • 本命殺(ほんめいさつ)

    自分の星が巡っている方位も、九星気学では凶方位となります。
    自分の中の欠点が出やすい方位と言われますが、気学の凶方位の中では最も作用は弱いもので、流派によっては「本命殺を考慮しない」としている所もあります。

  • 本命的殺(ほんめいてきさつ)

    自分の星が巡っている方位の反対側の方位も、凶方位となります。判断ミス・見当違いなどで、自らの目的をダメにしていく方位と言われています。実際にこの方位に行った人を検証して調べて見ると、全ての凶方位の中で一番わかりやすく、凶作用の実感が出やすい方位のようです。

  • 破れ(歳破・月破・日破)

    それぞれ年・月・日に巡っている十二支の反対側の方位を、「破れ(やぶれ)」と言って、凶方位とします。一般的に「事が破れる方位」と言われています。

  • 定位対冲(じょういたいちゅう・ていいたいちゅう)

    北の水の象意である「一白水星」が南の方位に巡る時、また、南の火の象意である「九紫火星」が北の方位に巡る時には、誰にとっても凶方位となります。別名「水火殺(すいかさつ)」とも呼び、波乱と障害が出やすい方位と言われます。

他にも、凶方位として、例えば、「月命(的)殺」「土用殺」「小児殺」など、いろいろと考慮する流派もありますが、枝葉末節の星に囚われると、動きが取れなくなってしまう事にもなりかねませんので、あまり必要以上に囚われない方が良いでしょう。

九星気学を用いて、旅行や引っ越しの計画を立てる際には、上記の6つの凶方位は是非とも避けたいところです。しかしながら、もう決まってしまっていて、どうしても動かせない予定もあるでしょう。
そんな時は、慎重に礼儀正しく行動をする事で、難をさけていきましょう。

それでも、どうしても凶方位の意味が気になってしまって、どうにもならない方には、九星気学以外の方位学で解決策を探るのが良いでしょう。

このような時、特にお勧めしているのは、浅野太志が最も尊敬している東洋占術の鑑定師である村野大衡先生の解神方位術(乾元紫微方位)です。 村野先生は、気学や遁甲術を始め、東洋占術のあらゆる方位術に精通している占術家のエキスパートです。知識も非常に豊富ですので、安心していろいろとご相談をされて見てください。行きたい場所がすでに決まっていて、それを吉にしたい時などには特にお勧めです。

笹木龍一先生による「十干十二支気学」とは

この度、方位学の権威である笹木龍一先生が、これまでの方位学を大きく革新してしまうような、非常に価値のある本を、出版されました。「四柱推命方位学 十干十二支気学」という、これまでの方位学の概念を大きく覆す、非常に革新的な本です。笹木先生は、常に、起こっている事柄の象意や、開運の効果の出方などの、検証に余念がなく、これまでにもたくさんの方を、方位によって開運に導かれた実績を持っていらっしゃいます。実は、この「十干十二支気学(四柱推命方位学)」の根底には、「その人の足りない五行の気を補う」という、四柱推命において最も大切な開運法が取り入れられています。 「十干十二支気学」というのは、通常の九星気学により算出される吉方位の中から、四柱推命の喜忌というフィルターを通す事により、極めつけの方位を求めていきます。例えるならば、いくつもある「九星気学の吉方位」という宝石の中で、純度100%の混じりけのない珠玉の宝石だけを選別して、抽出するという、非常に贅を極めた方位学と言えるでしょう。

笹木先生は元々、九星気学を始めとした東洋占術に精通したプロフェッショナルでありながら、僕の四柱推命講座をお受けくださってもいるのですが、この「十干十二支気学」の開運方位の算出法は、すでにもう、僕の手に負えるも のではありません。

誤解のないように述べておきますと、もちろんこれまでの方位学も、十分に開運効果はあります。元々、実力や人徳を持っている人には、これまでの方位学を用いる事でも、十分に開運効果を期待できるはずです。 しかしながら、笹木先生の「十干十二支気学」の中の四柱推命の五行喜神の補填効果により、今現在は、実力や人徳があまり望めないような人でも、そういったものを高める環境に導かれやすくなり、確実に開運効果が出やすくなる事は間違いありません。

笹木先生のその実力の真骨頂は、検証データによって的確に裏付けられた、正しい方位学の知識です。

詳しくは、笹木龍一先生のサイト「運命の調律師 笹木龍一の占い鑑定」ご覧になってみてください。

笹木先生は非常に温厚な人柄で、親切丁寧にその人の立場になって、しっかりと鑑定してくださいます。浅野太志が自信を持って、笹木龍一先生の鑑定をお勧めいたします。

真に方位学のパワーを引き出すには

方位学のパワーは、人生の運を切り開く上で、非常に大きく役立つものです。とはいえ、何の努力もしなくても、開運方位を取り続ければ、運は誰でも開くかといえば、当然そんな訳はありません。

今さらではありますが、運を切り開く一番大切な事は、まずは自分の努力である事は言うまでもありません。まずは自分の目標を持って、それを実現するべく、しっかりと実力をつける事が大切です。

また、周囲の人に対しての気配りなど、他者を慈しむような気持ちが最低限は無ければ、実力があったとしても、残念ながら成功はおぼつかないでしょう。そして、その上で、方位術を使ったならば、まさに鬼に金棒です。その時には間違いなく、大きな運が開きます。

注意しなければならないのは、ただひたすら自分勝手な欲望を満たす事ばかりを考えて、方位学を利用しない事です。 だいたいそのような気持ちの時には、人に対する気配りといったものなどは、間違いなく欠けている状態になっていますから、当然頭打ちになります。

方位学を用いて、運気が開いて心に余裕が生まれた時には、その分なにか、周囲に恩返しをしようといった優しい心が運を呼び込み、こういう気持ちで方位を活用する時にこそ、開運効果は出るものです。


方位鑑定について

浅野太志の総合鑑定コースで、ご希望の方には、九星気学の開運方位や、願望を成就させるのに効果を得やすい「八門遁甲」(金函玉鏡)による開運方位を見ていきます。

また、方位学のみのご相談は、電話鑑定でのみ承っております。

なお、九星気学の方位術の優良サイトとして、浅野太志の講座の受講生でもある、内田和男先生の「幸せを呼ぶ実践開運鑑定」があります。メールで、丁寧に親身になって鑑定してくださいます。

また、上記にご紹介させて頂きました笹木龍一先生のサイト「運命の調律師 笹木龍一の占い鑑定」は、九星術を基にしながら、四柱推命の喜忌という観点を取り入れた、新鋭の未来派方位術のサイトです。

そして、予定されている旅行や引っ越しの場所が、九星気学で見た時、凶方位になってしまうような時には、先程お伝えしました村野大衡先生の解神方位術(乾元紫微方位)をお勧めしています。行きたい目的の場所を、吉にする方法を教えてくれます。